阪神・ナバーロ、暑い夏大好き!(サンケイスポーツ)

夏が得意な助っ人が虎の打線を引っ張る。甲子園での全体練習を終えた阪神のエフレン・ナバーロ内野手(32)は15日「寒いよりは暑い方が体の状態がいいね」と猛暑を歓迎した。

 一気に気温が上がる7月とは相性抜群。エンゼルス時代の2014年7月26日にメジャー屈指の好投手、年俸約31億円のバーランダーからメジャー初本塁打を放った。

 この本塁打には特別な思い出がある。6年間の闘病生活の末、68歳で亡くなった父が観戦に来ていた。「余命2カ月といわれていた。その日、球場にたまたま来ていて、ホームランを打てた。父にとっても特別な瞬間になりました」と語った。

 後半戦の巻き返しに向け父との思い出を胸に、新天地で勝利へ導く。 (菊地峻太朗)