プロ野球広島が募金呼びかけ 後半戦初日、松坂らも参加(朝日新聞デジタル)

西日本豪雨の被災地を支援しようと、プロ野球の後半戦が始まった16日、試合のあった6球場で選手らが募金活動を行った。

【写真】募金を呼びかける中日の松坂(中央)=名古屋市ナゴヤドーム

 ナゴヤドームでは中日―広島戦を前に、広島の緒方監督や選手会長の会沢のほか、中日の松坂らが2階オープンデッキで募金を呼びかけた。猛暑の中、両チームのファンが長蛇の列をつくった。広島県は甚大な被害を受けており、会沢は「広島は大変な状況に置かれている。もっと、もっと皆さんの力が必要」と訴えた。緒方監督は「暑い中、募金して頂き、心から感謝したい」と話した。中日の松坂は「(募金協力は)当たり前のこと。時間が許す限り協力したい」と話した。ナゴヤドームでは18日まで募金活動を行う。集まった義援金中日新聞社会事業団を通して被災地に送られる。

 ヤフオクドームでのソフトバンク―西武戦、京セラドーム大阪でのオリックス日本ハム戦などでも試合前に各チームの選手たちが募金を呼びかけた。