【名鉄杯】ラインルーフ、好時計で圧勝(サンケイスポーツ)

名鉄杯(15日、中京11R、3歳上オープン国際(特指)、別定、ダ1800メートル、1着本賞金2200万円 =出走15頭)離れた2番手を進んだ3番人気ラインルーフ(栗・松永昌、牡6、父フレンチデピュティ)が残り200メートル過ぎに先頭に立って圧勝した。タイムはコースレコードに0秒2と迫る1分49秒1(良)。19戦6勝でオープン初勝利。次走のシリウスS(9月29日、阪神、GIII、ダ2000メートル)で重賞初制覇を狙う。逃げた4番人気コパノチャーリーが8馬身差の2着で、1番人気ジュンヴァルカンは9着に敗れた。

 ◆森一騎手(ラインルーフ1着) 「体も絞れていい状態でした。昨年から着けたチークピーシズの効果もあり、より集中して走れるようになりました」

 ◆浜中騎手(コパノチャーリー2着) 「ハナか、もまれない位置で競馬をとのオーダーでした。その気になったので抑えずに行かせましたが、結果的にペースが速かったですね。それでも力は見せてくれました」

 ◆松田騎手(ローズプリンスダム3着) 「重賞(レパードS)を勝っている馬ですし、うまくいけばチャンスがあるかと思っていましたけどね。時計の速いなか、よく頑張ってくれました」

 ◆太宰騎手(アスカノロマン4着) 「暑い時期が得意ではないですし、きょうは60キロを背負っていたので…」

 ◆M・デムーロ騎手(ジュンヴァルカン9着) 「スタートを出なかったし、時計も速かった」