4~6月の中国成長率、6.7%=3期ぶり減速(時事通信)

【北京時事】中国国家統計局が16日発表した4~6月期の国内総生産GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比6.7%増にとどまった。

 3四半期連続で6.8%の伸びを確保していたが、2017年7~9月期以来3期ぶりに減速した。今後、米国との貿易摩擦激化を受け、成長率が一段と鈍化する可能性がある。

 政府が18年の年間目標に設定した「6.5%前後」は引き続き上回った。毛盛勇統計局報道官は記者会見で「これで12期続けて6.7~6.9%という中高速の範囲内を推移した」と述べ、中国経済が好調を維持していると強調した。