【F東京】梶山陽平が新潟に期限付き移籍「自分のプレーをもう一度しっかりと見せたい」(スポーツ報知)

F東京は16日、MF梶山陽平(32)が、J2新潟に期限付き移籍することを発表した。期間今月17日から来年1月31日までの半年となる。移籍を決めた司令塔は「東京が優勝する瞬間にはここに居たいという気持ちもありましたが、自分のプレーをもう一度しっかりと見せたい、ピッチで戦いたいという思いで、移籍を決断しました。新潟が厳しい状況(リーグ17位)の中で声をかけて頂き、今はそれに応えたいという気持ちです。まずは自分のプレー、力を発揮して、チームの雰囲気や悪い流れを変えられるようにしたい」と力強く話した。

 梶山はF東京の下部組織出身。U―15、U―18を経て、04年からトップチームに昇格した。08年からはチームの象徴でもある10番を背負ってきた。過去にはギリシャ1部パナシナイコス、大分への期限付き移籍を経験。今回が3度目の移籍となる。「昨日(15日)新潟から正式なオファーを頂き、考える時間はほとんどありませんでした。今年はケガもなく、休んでもいないので良い状態だと思っています」と新天地で活躍する準備はできている。

 前半戦を2位で折り返し、悲願の初優勝を目指すチームから離れることになるが「優勝争いをしている中、申し訳ない思いもありますが、やはりサッカー選手として試合に出たい気持ちが強かった。だからチャレンジしようと決めました。これまで応援してもらったことに対し、恥じないようなプレーをしたいと思っています」と言い切った。