神戸製鋼加入のカーター「スキルを見せる」 ラグビー(朝日新聞デジタル)

今季からラグビートップリーグ神戸製鋼に加入する元ニュージーランド代表SOのダン・カーター(36)が16日、神戸市内で記者会見し、「スキルを見せ、経験を生かし、ハードワークをする。リーグで2003年シーズン以来の優勝をしたい」と意気込んだ。

【写真】背番号10のユニホームを手にするダン・カーター(右)。左は福本正幸チームディレクター

 代表112キャップを誇り、通算1598得点は世界最多だ。15年ワールドカップ(W杯)イングランド大会では史上初の2連覇にも貢献。国際統括団体「ワールドラグビー」が選ぶ年間最優秀選手に05、12、15年と3度選ばれるなど世界屈指の司令塔だ。

 昨季限りでフランスリーグのクラブと契約満了。神戸製鋼からのオファーに「新しいモチベーションを見つけることができた。新しいコーチ、友人、環境、文化の中でプレーしたい」と応じた。2年契約で、「(延長など)その後のことは分からないが、キャリアは神戸で終わらせようと思う」とし、日本で現役引退する考えも明らかにした。