「敵」発言は「偽ニュース」=EU、トランプ氏に反発(時事通信)

ブリュッセル時事】トランプ米大統領がテレビのインタビューで欧州連合EU)は「米国の敵だ」と発言したことに対し、欧州から反発の声が相次いでいる。

 EUのトゥスク大統領は15日、ツイッターに「米国とEUは最良の友人だ。われわれが敵同士などと言う人は、偽ニュースを拡散しているようなものだ」と投稿。トランプ氏が常々批判する「偽ニュース」を引き合いに反論した。

 ロイター通信によると、ドイツのマース外相も16日、「もうホワイトハウスを完全には信用できない」と不信感を表明した。一方で、トランプ氏に振り回されることなく、欧州各国が結束を強める必要があると訴えた。