【長野】松商学園 連覇へ8強入り プロ注目・直江が7回無失点「70点くらい」(スポニチアネックス)

◇第100回全国高校野球選手権記念長野大会4回戦 松商学園8―0上田千曲(2018年7月16日 松本市野球場)

 連覇を目指す松商学園が8強入りを決めた。プロ注目の直江大輔(3年)は7回3安打無失点の好投をみせた。「試合を作れたので70点くらい。2アウトから走者を出してリズムを作れなかったことは反省」と課題も挙げながら振り返った。

 初戦は初回に四死球から失点。今夏2度目の先発となったこの試合は「前回は力が入っていた。直球も7、8割の力で力を抜きながら投げた」と2者連続三振を奪うなど上々の立ち上がり。その後も縦に大きく曲がるスライダーを武器に相手打線を封じた。中盤は「変化球でカウントを取れていたけど力が抜けすぎた」と制球が不安定になったが、昨夏に全国の舞台を経験している右腕は「走者は出したけど投球動作を見直したり余裕を持って投げれた」と変化の少ないスライダーで慌てることなく後続を断った。「残り全部を投げる準備だけはしておく」とエース。先を見据えながら汗をぬぐっていた。