【中京記念】ウインガニオン連覇なるか!トップハンデも中京は相性抜群(サンケイスポーツ)

夏の中京開催は最終週となり、日曜メインに3レースで構成されるサマーマイルシリーズ第1戦の中京記念(22日、GIII、芝1600メートル)が行われる。この時期にマイルで実施されるようになったのが2012年だが、それ以前からハンデ戦で行われているため波乱が多いレースで、1番人気馬の勝利は2000メートル時代の1999年エリモエクセルまでさかのぼらなければならない。

 今年も混戦ムードだが、まず注目されるのが昨年の勝ち馬ウインガニオン(栗東西園正都厩舎、牡6歳)だ。昨年はシリーズ2戦目の関屋記念でも2着と好走し、グランシルクと並んで王者となった。全8勝中、7勝を6月から8月の夏場にマーク。さらに中京芝コースも3戦全勝と相性抜群だ。ハンデは昨年より0.5キロ重いトップタイの57.5キロ。このハンデでは3走前の京都金杯で13着と大敗しているので課題になるが、12、13年のフラガラッハ以来となる連覇を達成する可能性は十分ある。安田記念7着以来でも栗東坂路で3週続けて好時計を出しており、仕上がりに不安はない。