神戸中学生自殺問題 再調査の第三者委が初会合(MBSニュース)

神戸市垂水区で女子中学生が自殺した問題で、市が再調査のために新たに立ち上げた第三者委員会の初会合が開かれました。

 この問題をめぐっては、別の第三者委員会が「いじめと自殺との因果関係は不明」とする調査結果をまとめましたが、その後、市の教育委員会が同級生への聞き取りメモを隠蔽していたことが発覚し、遺族が再調査を求めていました。16日の初会合では委員らを前に遺族が意見を述べました。

 「事実を知りたい、でも事実を知ることは怖いこと。でも目を背けてはいけないという遺族の強い思いは僕の心を打った」(吉田圭吾委員長)

 委員会は前回の報告書の不十分な点を洗い出した上で今後の方針を決める予定です。