サンウルブズが今季を総括 ジョセフHC、来年は日本代表に重点/SR(サンケイスポーツ)

スーパーラグビー(SR)参戦3年目のシーズンを3勝13敗で終えた日本チームのサンウルブズが15日、東京都内で総括会見を行った。

 運営法人の渡瀬裕司最高経営責任者(CEO、53)は、今季は日本代表ヘッドコーチ(HC)と兼任したジェイミー・ジョセフHC(48)について「来年はW杯イヤーでもあり、個人的には日本代表に重点を置くべきと思う」と、サンウルブズHCから外れる可能性を示した。

 ジョセフHCは今季、激務のため持病の腰痛が悪化。3戦を残してニュージーランドに帰国し、手術を予定して静養している。渡瀬CEOは「ジョセフ氏が日本ラグビーの指導のトップにいることは変わらない。HCという名目にはこだわらない」と話し、ジョセフ氏と他のコーチとの共同HCというケースも「ありえるかもしれない」とした。