ケーンが得点王 チームとともに帰国し授賞式は欠席(日刊スポーツ)

イングランドのエースで主将のケーンが6得点で得点王に輝いた。3位決定戦で不発だったが、そのまま逃げ切っての受賞となった。決勝後に得点王に贈られるゴールデンシューズ賞の授賞式が行われるが「残らないでチームと一緒に帰るよ」と、主将らしくチームと行動をともにすることを選んで欠席。トロフィーについては「得点王になれたら、送ってもらえるだろうし」と笑い飛ばしていた。

【写真】ベルギーとの3位決定戦に敗れ、ピッチにしゃがみ込むイングランドFWケーン

 イングランド選手の得点王は86年メキシコ大会のリネカー以来2度目。決勝戦の前日はフランスのグリーズマンとエムバペが3点差で追っていたが「決勝で誰もハットトリックをしないことを願うよ」と冗談っぽく話した。「得点王になれたら誇りに思うよ。ただ、(4位で)納得していない。優勝を狙って臨んでいるから」。4年後は優勝国としての受賞を目指す。