サッカー=エムバペ、10代での決勝戦ゴールはペレ以来の快挙(ロイター)

[モスクワ 15日 ロイター] - サッカーのフランス代表、19歳のFWキリアン・エムバペが15日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝のクロアチア戦に先発出場し、1ゴールでチームの優勝に貢献した。

W杯決勝で10代の選手がゴールを決めたのは、1958年大会の元ブラジル代表のスター、ペレ氏のゴール以来の快挙となった。

今大会通算4得点で世界中にその名を知らしめたエムバペは、1997年以降に生まれた若手で最も活躍した選手に贈られる「ヤングプレーヤー賞」を受賞し、表彰された。

エムバペは「長い道のりだったがその価値はあった」と優勝を喜び、「ただのサッカー選手でいるよりも世界チャンピオンになりたい。さらにいい結果を残せるようにしたい」と高い志を示した。

かつてのドイツ代表で後に同代表監督を務め、今大会では英BBCの専属解説者を務めたユルゲン・クリンスマン氏は、エムバペが今後サッカーのレジェンドのひとりになれる逸材との認識を示した。