帝京９点０封「初戦としてはまずまず」監督／東東京（日刊スポーツ）

＜高校野球東東京大会：帝京９－０海城＞◇１６日◇３回戦◇神宮

　先頭打者本塁打などが飛び出た帝京が７回コールド勝ちした。

【写真】二遊間を守った１年生コンビの小松涼馬二塁手（左）と沢石淳平遊撃手

　初回に１番トラン・ヒー・キエン外野手（３年）の右越えソロで先制。１年生の小松涼馬二塁手が中前打でつなぎ、３番松重恒輝内野手（３年）の右翼線二塁打などで３点を奪った。

　２回にも安打と３四球を絡めて３点を奪取。中盤には１年生で遊撃デビューした沢石淳平の左翼線二塁打などで追加点を挙げ、コールド勝ちした。

　投げては先発の白石裕太投手（３年）が６回を無安打無失点と好投し、倉持健太投手（３年）につないで０封リレーを完成させた。前田三夫監督は「初戦としてはまずまずでしょう。１年生の小松は安定している。沢石も守備はうまい。１年生がいい活力になり上級生にもプラスアルファの流れになる。（エース）松沢を温存できたのも良かった」と言った。