報徳学園、ドラ1候補小園が勝負決める一打/東兵庫(日刊スポーツ)

高校野球東兵庫大会:報徳学園9-2伊丹西>◇15日◇2回戦◇明石トーカロ球場

 報徳学園が夏の初戦をコールド勝ちで飾った。今秋ドラフト1位候補の小園海斗内野手(3年)が7回に中越え適時二塁打を放ち、勝負を決めた。

 初回に先頭の小園が初球を右前に運び、打線に火を付けた。3番長尾亮弥外野手(3年)の適時三塁打などで2点を先制。2回にも5点を追加し、序盤から伊丹西を圧倒した。

 2安打1打点の小園は「難しい初戦をコールドで勝てたのはよかった。まだまだ厳しくなってくるので、自分がしっかり打てるように」と次戦を見据える。コールド発進に大角健二監督(38)は「春に負けてから、やりたいことは全部できた。準備万端で夏に臨めている」と充実感をにじませた。