バス、新幹線で輸送代行=不通のJR呉線、通勤通学時―西日本豪雨・広島県(時事通信)

広島県は、西日本豪雨の影響で不通となっているJR呉線の代わりに、17日から朝夕の時間帯に同県呉市広島市を結ぶ代替バスの運行をJRと共同で始めるなどの対応策を16日、発表した。

 
 呉市から広島市に通勤・通学する人は計約9000人で、うち約4000人がJRの定期券を利用。JR西日本はフェリーと新幹線も併せて対応するが、開始当初は輸送力が不足する可能性がある。

 県などによると、代替バスは朝の呉―広島、夕方の広島―呉の両駅間直通のみの運行で、呉線の不通区間の定期券か回数券を持つ人だけが乗車できる。バスは広島呉道路の通行止め区間の一部を特別に通行する。

 また、呉線の定期券などで東広島―広島間の山陽新幹線に乗車できる。