岐阜・揖斐川で39.3度=今年最高、熱中症防止を―気象庁(時事通信)

日本列島は3連休最終日の16日も晴れた所が多く、厳しい暑さが続いた。

 気象庁によると、岐阜県揖斐川町で39.3度を観測し、今年の全国最高気温となった。同県では岐阜市と多治見市でも39.0度となり、今年全国で初めて39度台を観測した。

 群馬県伊勢崎市では38.8度、愛知県豊田市では38.7度、京都市では38.5度を観測。主要都市は東京都心34.4度、名古屋市38.0度、大阪市36.9度、福岡市34.2度。

 連日の猛暑は西日本付近が太平洋高気圧に覆われ、上空ではチベット高気圧も重なっているのが要因。晴れが続き、熱が蓄積された。気象庁は17日についても北海道と沖縄を除くほぼ全国に高温注意情報を発表し、水分や塩分を小まめに取り、冷房を使うなどして熱中症を防ぐよう呼び掛けている。

 観測史上最高は2013年8月の高知県四万十市(江川崎)で41.0度。14年以降は40度台はないが、39度台は毎年観測しており、昨年は8月に島根県益田市で39.3度、石川県かほく市で39.0度を観測した。