【北大阪】大阪桐蔭は圧勝発進 藤原&根尾のドラ1候補コンビ「4球」で先制点奪取(スポニチアネックス)

◇第100回全国高校野球選手権記念北大阪大会2回戦 大阪桐蔭9―0四條畷(7回コールド)(2018年7月16日 シティ信金スタ

【写真】ガッチリ握手をする大阪桐蔭・中川(左)と根尾

 史上初2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭が初戦を7回コールドで突破した。16日の2回戦で四條畷と対戦。計11安打を放つ9―0の快勝で春夏連覇へ好スタートを切った。

 今秋ドラフト1位候補の藤原恭大外野手(3年)が4番で、同1位候補の根尾昂内野手(3年)は5番で先発。2回、藤原は右中間へ鋭い当たりを飛ばすと、一気に二塁を陥れた。続く根尾は初球を強振。中堅前にフラフラッと上がった飛球がポトリと弾むと、判断良くスタートを切った藤原があっという間に本塁へ生還した。ドラ1候補コンビがわずか4球で先制点をもぎ取った。

 3回には2死から藤原が四球で出塁すると、根尾が左越えの適時二塁打でリードを広げた。根尾は3安打、藤原は2安打の活躍だった。今夏初戦のマウンドを託されたエース柿木蓮投手(3年)は7回を無失点と好投した。

 今春選抜4強の三重(三重)、同8強の日本航空石川(石川)など全国各地で有力校が姿を消す波乱が相次ぐ中、今春選抜王者は力強い一歩を踏み出した。