iPSやバイオ動向紹介 31日から京都・KRPでイベント(京都新聞)

ライフサイエンス(生命科学)をテーマにしたイベント「Life-tech 3days(ライフテック スリーデイズ)」が31日と8月1、3日の3日間、京都リサーチパーク(KRP・京都市下京区)で開かれる。iPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究者や国内を代表するバイオ企業の経営者らが集い、意見を交換する。
 31日は午後1時10分から、「再生医療ビジネスシンポジウム」(KRP主催)が催される。iPS細胞から作った網膜の細胞を移植する世界初の臨床研究を行った理化学研究所高橋政代プロジェクトリーダーや、京都大ウイルス・再生医科学研究所の田畑泰彦教授らが登壇する。参加費は一般1万円。
 8月1日は午前10時から、神戸医療産業都市を紹介するイベントが開かれ、毛包組織の再生医療に取り組む理研や地元ベンチャー、神戸市の担当者らが講師を務める。午後1時からは、厚生労働省による医療系ベンチャーの支援策についての説明やパネル討論がある。医薬品や医療機器などの実用化に関する厚労省の出前相談会も午前と午後にある。いずれも無料。
 同3日午後1時半からは、近畿経済産業局の関西再生医療産業コンソーシアム(KRIC)とKRPが主催する再生医療の産業化をテーマにしたフォーラムがある。無料。
 申し込みは「KRP-WEEK」のホームページから。