奥原、久々の優勝に安堵「この感覚を忘れたくない」/バドミントン(サンケイスポーツ)

バドミントンの日本代表が16日、アジア3連戦を終えて成田空港に帰国した。タイ・オープン女子単で優勝を飾った奥原希望(のぞみ、23)=日本ユニシス=は、「勝つ感覚を久々に味わったかな。この感覚を忘れたくない」と振り返った。

 昨年8月の世界選手権(グラスゴー)で金メダルを獲得後、右膝の故障の影響で苦しい戦いが続いていたが、2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの実力を発揮した。「タイトルから離れていた。早くたどりつきたかったのでホッとしている」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 今後は国内での代表合宿後、30日開幕の世界選手権(中国・南京)で2連覇に挑む。「自信を持って堂々とコートに立てれば」と気合を入れ直していた。