FC東京MF梶山陽平が新潟へ期限付き移籍 「東京は必ず優勝できる」とエール(デイリースポーツ)

J1のFC東京は16日、MF梶山陽平(33)がJ2新潟に来年1月31日までの期限付きで移籍すると発表した。

 梶山はFC東京の下部組織出身で、クラブの象徴的な選手。主にインサイドハーフ、守備的MFなどをになっている。04年にトップに昇格すると、12年まで中心選手としてプレーした。

 13年にギリシャパナシナイコス期限付き移籍。同年8月には日本の大分へ期限付き移籍した。14年からはFC東京に復帰した。しかし、今季はJ1リーグ戦に出場はなかった。

 現在FC東京はJ1で2位と上位につけている。梶山はクラブを通じ、「優勝争いをしている仲でチームを離れてしまい、申し訳ありません。ただ、サッカー選手として『自分のプレーをもう一度しっかりと見せたい、ピッチで戦いたい』という気持ちが強く、チャレンジしようと決めました」と期限付き移籍を決心した理由を説明した。「これまで応援してもらってきたことに恥じないようなプレーをしたいと思っています。チームは変わりますが、また自分のプレーを観てもらえるように、頑張ります」と意気込んだ。

 その上で、「東京は必ず優勝できると信じています」とエールを送った。