松本穂香はすずを好演、気になる現代パートの描かれ方『この世界の片隅に』(THE PAGE)

のんがヒロインの声を務め大ヒットしたアニメ映画版がまだ記憶に新しい「この世界の片隅に」が、連ドラになって15日からスタート(TBS系、日曜・午後9時)した。こうの史代氏による同名漫画が原作で、戦時下の広島を懸命に生きた家族の愛の物語。TBSにあって「愛していると言ってくれ」「逃げるは恥だが役に立つ」などのヒット作を数々手がけてきた土井裕泰氏が演出を手がける。土井氏は物語の舞台でもある広島県の出身だ。また、今回の実写ドラマ版で誰がヒロインのすずを演じるのか注目されたが、松本穂香が原作のイメージを裏切らない好演で、手堅いスタートを切った。

【連載】新ドラマレビュー<18年夏>