岐阜・揖斐川で39.3度 186地点で35度超える(朝日新聞デジタル)

全国各地で厳しい暑さが続く中、3連休の最終日となった16日も朝から気温が上がり、岐阜県の3地点で39度超を記録した。西日本豪雨の被災地を含む186地点では、午後5時までに最高気温35度以上となる猛暑日となった。

 気象庁によると、午後6時までに、最高気温は岐阜県揖斐川(いびがわ)町で39・3度、岐阜市と多治見市で39度、美濃市郡上市群馬県伊勢崎市で38・8度、愛知県豊田市で38・7度などを記録。広島県三次市(37・9度)、兵庫県朝来市(37・5度)、栃木県大田原市(37・1度)、島根県飯南町(35・1度)などで観測史上の最高気温を更新した。西日本の豪雨の被災地でも、広島県府中市(36・6度)、岡山県倉敷市(36・1度)などで今年最高を記録した。

 東京都でも練馬区青梅市で36度を超えた。東京消防庁によると、午後3時までに熱中症で6歳から93歳の計97人が搬送され、そのうち60代と80代の3人が重症という。

 気象庁は、17日も北海道と沖縄県を除く地域に高温注意情報を発表。今月下旬にかけ、東日本から西日本では高気圧に覆われて晴れる日が多く、最高気温が35度以上の猛暑日が続くとみて注意を呼びかけている。