<西日本豪雨>倉敷・真備町「堤防」の応急工事完了(毎日新聞)

岡山県倉敷市真備町地区に大規模な浸水被害を引き起こした堤防の決壊について、国土交通省は16日、小田川と高馬(たかま)川の3カ所の応急工事が完了し、堤防が元の高さでつながったと発表した。

【画像】厳しい暑さが続く中、作業を続けるボランティア

 応急工事では、堤防の決壊箇所に高さ5~7メートルの盛り土をして、上からシートをかぶせた上で川側に大型の土のうを積み上げた。今後、盛り土を挟み込んだ高さ最大11メートル(地上部分は同7メートル)の鉄板で堤防の外を囲み、二重の堤防とする。国交省は「今週中には完了させたい」と話している。

 今回の豪雨では、小田川支流の末政川や真谷川の堤防も決壊しており、管理する県が応急工事をしている。【竹田迅岐】